リップラーにとって気になるニュースが飛び込んできました。
リップル活用のスマホ送金アプリ「Money Tap」が発表され、住信SBI・りそな・スルガ銀行が参加するとのことです。
さて、この「Money Tap」はリップルのシステムを使うとのことですが、どのようなものでしょうか?
いよいよリップルのターン突入か?
気になるので調べてみました。
目次
Money Tapとは?
始めは、住信SBI・りそな・スルガ銀行が参加するスマホ活用の送金アプリとしてスタート。
参加銀行間であれば、電話番号やQRコードを用い、24時間365日・ローコストでの送金が可能となるそうです。
公開予定時期・プラットホーム等
2018年4月以降に試験運用を開始
2018年夏以降に一般公開予定
iOS向けとAndroid向け双方のアプリを提供予定
アプリの機能
- 口座番号や携帯電話番号などを使い、ユーザー同士の個人送金が可能
- 指紋による生体認証を組み合わせてセキュアなシステムを実現
- 将来は外為の送金も可能に※公開時は未実装
参加銀行は?
当初は、住信SBI・りそな・スルガ銀行が参加
さらに、将来コンソーシアム参加銀行を中心に順次拡大する予定だそうで、コンソーシアムには三菱東京UFJ銀行やセブン銀行、みずほフィナンシャルグループなどが参加しています。
気になるリップルへの影響は?
リップルのシステムを利用するそうですが、その内容は、クローズドなブロックチェーンで銀行以外は参照できなしシステムになる模様。
クローズドゆえに、ブロックチェーンへの書き込みも容易になり、セキュアな上に送金スピードが早いのが特徴となっているそうです。
リップルネットワークに接続するための基盤は
- xCurrent:金融機関とRippleNetを接続するためのシステム
- xRapid:XRP通貨を利用し、新興国市場への支払いにおける流動性コストを最小限にするためのシステム
- xVia:一般企業とRippleNetを接続し、請求書などの豊富な送金情報を送信するためのシステム
が提供されており、今回の「Money Tap」は「xCurrent」を利用しているが、ブロックチェーンの利用にXRPを使用しないので、このニュースによるリップルの価格影響は
限定的である
とされています。
ただし、将来、国際送金いわゆる外為機能の実施時には、XRPが使われる可能性もあり、そのベース基盤として今回のニュースは非常に意義があると考えます。
まとめ
今回の「Money Tap」発表によりリップルの世界がより広がり、リップルネットワークの実用化が見えてきました。
一方で、「Money Tap」はリップルネットワークを利用するものの、XRPは利用しないので、リップルの相場影響は限定的となります。
将来、外為送金を実装したときが本領発揮となるはずで、今回はその足がかりになる第一歩と捉えるべきでしょう。
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