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ブロックチェーンと仮想通貨の関係を理解しよう

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ブロックチェーンと仮想通貨ってなんだか分かりにくいですよね。

「仮想通貨ってブロックチェーンだよね知ってるよ。」

「仮想通貨って難しいし怪しいよね、詐欺じゃない?鼻毛?偽札と同じって言っている偉い人がいたなあ!」

なんて思っている人がいたり。

さらに、コインチェック(coincheck)によるNEM不正送金事案発生から、仮想通貨を否定しさらに禁止しろという意見が少なからず出ている状況をみると

はぁ、ブロックチェーン技術を分かっていないし、分かろうともしていないんだなぁ

というのがよく分かります。というか、既得権者はとにかく既得権を守りたいという必死さが伝わってきて滑稽なんです。

まずは、ブロックチェーンと仮想通貨の関係を理解しないと先には進めないので、これから解説します。

目次

仮想通貨は仮想通貨ではない

仮想通貨を実用化したのは、知ってのとおりビットコインです。

satoshi nakamoto氏の論文を元に、ブロックチェーンを実用化しビットコインが世に出ました。

ですから、純粋にビットコインは仮想通貨です。

一方、一般的に仮想通貨と呼ばれている

イーサリアム

NEM

Ripple

等は、仮想通貨でありながら実は仮想通貨ではないのです。

[voice icon=”/bitcoin_fx/wp-content/uploads/2018/01/Logopit_1517153875633.jpg” name=”チュウ助” type=”r fb”]ええぇ、イーサリアムもNEMもRippleも仮想通貨でしょ、仮想通貨じゃないってどういうことなんだチュウ[/voice]

チュウ助、仮想通貨のほとんどが仮想通貨として開発されてはないんだ。ブロックチェーン技術を仮想通貨として考えると本質が全く見えなくなるよ。

ちょっとかみ砕いて詳しく解説するね。

例えば、スマホがタッチパネルの電卓と表現されていたら?

以下はもしもの話架空の過去の話

スマートフォンが開発され、世に出た時、この画期的な商品をメディアで紹介されるときに、先端技術過ぎて誰にも理解されず

画期的なタッチパネルの電卓が発売されました

と紹介され、世の人が便利な電卓という認識をされました。

本当はスマートフォンなのに、タッチパネルの電卓と紹介されたばっかりに

電卓にタッチパネルいるか?

電卓に携帯電話の機能いるか?

電卓に便利なアプリいるか?

電卓がインターネットにつながる?はぁ~?

と、誰にも理解されなかったかも知れません。

電卓でなくスマートフォンなんだよと一部の情報リテラシーの高い人たちが唱えるも、皆、電卓として見ていないので

そんな高機能な電卓はいらない

と一蹴される状況で、一向に理解されません。

[voice icon=”/bitcoin_fx/wp-content/uploads/2018/01/Logopit_1517153875633.jpg” name=”チュウ助” type=”r fb”]スマホの便利な機能の一つが電卓なんだけどこれじゃ普及しないチュウ[/voice]

そんなんだよチュウ助、視点がズレると論点もずれちゃう。

ブロックチェーンと仮想通貨を理解するには視点を変えよう

左側、赤色で記載している部分は、間違った視点です。

仮想通貨を中心に理解しようとすると、本質を見誤ります。

右側の青色で記載している方が、本当の概念

ブロックチェーンを使った様々なサービスの中ひとつ

仮想通貨

が存在する分けで、そのほかに真贋証明(アポスティーユ)、トークン、ゲーム等のサービスに使われます。

また、図にはありませんが、銀行の決済に使ったり政府機関の証明例えば、印鑑証明や土地登記、免許証等にも使われる研究がされており、将来普通に使われる技術なんです。

声が大きい人ほど勉強を

ブロックチェーン技術は間違いなく世の中をガラリと変えます。

ガラリと変わって欲しくない人や、前述のように狭い視点でしか見ていない人で、誰よりも声が大きい人のネガティブキャンペーンは今まで以上に活発になるでしょう。

通貨の発行権は国家にあるんだ、今のうちに禁止にして潰してしまえぇぇ!!

と大きな声でいっている人がいます。誰とは言いませんが・・・

正直、ブロックチェーン技術を研究している技術者は、仮想通貨なんて狭い視点で考えていません。

仮想通貨なんてオマケの機能なんです。

ブロックチェーンを研究している人は、仮想通貨は技術革新する上での通過点位にしか思っていません。

ですが、いまのところは、仮想通貨は既存の技術で成り立っている決済システムには取って変わることは出来ないのです。

それは、まだ不便だからです。

当たり前ですが、Suicaでピッと決済した方が便利です。早いです。

しかし、ブロックチェーン技術が平たく使われるようになると、仮想通貨と現実の通貨の境目は無くなるかもしれません。

中央銀行がe円を発行し、仮想通貨とは違うレイヤーで稼働してブロックチェーンにより繋がった政府関係の決済等に使われ、別の仮想通貨のレイヤーとはRippleで結ぶ。

e円と仮想通貨はシームレスに繋がり、お互いに補完しながら経済活動を支え、決済は瞬時でキャッシュレス。

もはや、現実とインターネットの境目もあいまいになっている世界、中央銀行の発行する円で生活したい人、仮想通貨で生活したい人、そんな人が共存している社会がすぐそこに…

来ているのかも知れませよ。


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