いとしの早生まれKIDS
早生まれの娘を私立小学校へ合格させた四十路ママパパが
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小学校受験で併願した場合に困る入学金問題

小学校を併願した場合に困るのが入学金の支払いですが皆さんはどうしているのでしょうか

 

1年間の集大成、希望の小学校の試験(考査)を終えご縁をいただいた時に必要となるのは入学手続金です。
多くの私立小学校はおおむね30万円が入学金の相場です。このほか施設維持費など合わせて50~60万円を一括で納めます。

本命1校しか受けなかった場合は、問題は生じませんが、複数校受験した場合は?

入学金は返還されない

多くの小学校はいったん入学手続きをして納めた入学金は、その後辞退しても返金されません。そのほかの施設利用金などは返金される場合がほとんどです。
すると、問題が発生するご家庭が出てきます。

併願校の合格発表が本命校より早い場合

本命校の合格発表が併願校より早い場合は問題ありませんよね。本命校からご縁をいただいたら入学手続きをすればいいのですから。そして併願校は受けなくてもいいかも知れません。教室の実績稼ぎにそれでも受験してほしいと言われると思いますが・・・

問題なのは併願校の合格発表が早い場合です。
入学金を納めないと辞退したことになります。本命校が合格しているのか分からないのに・・・
併願校の入学金を納めた後に、本命校のご縁をいただいた場合、併願校の入学金約30万円を無駄にすることになります。

お金持ちが受けるのだから問題ないでしょうと思われるかもしれませんが、中には庶民もいます。30万円あれば制服や小学校生活に必要なものが買えちゃいます。
あああぁ30万円~( ノД`)シクシク…

本命校から補欠合格の連絡があった場合

本命校が残念な結果に終わり、併願校が合格したのでそちらに進学となった場合でも、補欠での繰り上がり合格の連絡が本命校からくることがあります。
その場合、本命校に進学する場合に併願校は辞退ということになり、入学金の約30万円は無駄になることになります。

さらにさらに、併願校での入学手続きを進め、制服等の学校指定品の購入をした場合には、それらの代金すら無駄になる場合があるんです。
現役の私立小学校の先生から聞いた話では、まれなケースだが3月になってからの辞退が過去にあって大変だったそうで。急にお父さんの家族を含めた海外転勤が決まり、泣く泣く辞退となったそうで、繰り上げの連絡をしてもすでに3月だとなかなか来てもらえなかったそうです。

補欠繰り上げ合格でこのような事例も起きえるので、資金は余裕をもっておかないといざという時に対処できないことになっちゃいますね。
富裕層なら問題は無いのでしょうけど、庶民は辛いです。

異例の入学手続き留保制度がある私立小学校

埼玉県に所在する、西武学園文理小学校は入学手続きを一定期間留保して入学手続き金の支払いをしなくていい制度があります。
制度利用金を支払う必要はありますが、約30万円を無駄にすることはないので、西武学園文理小学校の

うちは併願大歓迎ですよ~

スタンスの小学校も実は生き残りとしてありなのかな~と思います。

無駄になる入学金問題はどうにかならないか

私立小学校の生き残りをかけ毎年熾烈な児童獲得合戦が繰り返されています。

一人でも優秀な児童が欲しい小学校
モンペにならないご家庭と縁が欲しい小学校
なので、合格者を囲っておきたい小学校

その縛りに入学金があることは間違いのですが、やはり辞退した場合に約30万円もの大金が無駄になるのは痛い。
西武学園文理は留保制度があるので、このような小学校が増えると受験者のお財布に優しいかなと考えます。

また、昭和~平成初期くらいまでは、ほとんどが一部の富裕層の子供が受験していたため、このような制度は問題にならなかったかもしれませんが、少子化により優秀な児童の確保のため中間層までを受験の対象とした場合に、今後、入学金の返還は問題になる可能性があると考えます。

お金持ちだから辞退した場合に入学金を没収してもいいだろうという考えはそろそろ止めにする時代に突入したのではないでしょうか。
そう思う四十路パパなのでした。