2019年6月24日リライト
仮想通貨バブルが弾ける前に、ビットコインの単位を変えようと議論されていたのを覚えていますか？
当時1BTC200万円を超え、通貨の単位として扱いにくくなってきたことから、最小単位を変更しようと本気で議論されていました。
そのビットコインが再度100万円を越え、仮想通貨界隈もにぎやかになってきました。
そこで、再びビットコインの単位を変えようと議論されるのではないかと考え、過去記事を大幅にアップデートをします。
なお、記事リライト中の2019年6月24日現在では再議論されていませんが、今後200万、300万円と価値が上がれば再議論されることは間違いないと考えています。
目次
ビットコインの単位を変更するってどういうこと？
単位を変更する必要ってあるの？
2017年末に起きた仮想通貨バブルにより、ビットコインは1BTC200万円を越えました。
さすがに200万円を越えると割高感があり、これでは誰も買いたくないですよね。
だって、1万円分買っても
1BTC 200万円のレートで0.005BTC
なんか損した気分ですし、分かりにくいです。おそらく間違いも発生します。
そこで、2017年末当時ビットコインの単価を変更しようと議論されました。
当時の価格高騰で議論されていましたが、仮想通貨バブルの崩壊により1BTC約30万円まで下落すると全く議論されなくなってしまいました。
当時、草コインと呼ばれていた仮想通貨が１円以下で活発にやり取りされていては、ビットコインも黙っていない。といったところだったのかも知れません。
当時の草コインブームも、ビットコインが高すぎることから一つの要因でもありますからね。
議論されていたビットコイン新単位は「Bits」
0.000,001BTC＝1Bits
1BTC＝200万円なら
1Bits＝2円
100万分の1ですね。
コンピュータに精通している人はBitsと聞いて
なぜBits? bitは2進数の最小単位で
その上はByte＝bitが8個
2進数なので単純に10進数でいう何分の1とかの表現にならないし。
おそらく、コンピュータの2進数のbitではなく、「ちょっと」とかの意味として使われる英単語
a bit
が語源、でコンピュータで使われているbitと区別するため頭文字大文字の複数形としたものと思われます。
なお、100万分の１とした理由は
μBTC（マイクロBTC）
100万分の１の意味のμ（マイクロ）が基本となり、単位が決定されたようです。
もし単位変更したらどうなるの？
現保有者は恩恵を受ける可能性があり
立ち消えた単位変更が再度議論され、現実に単位変更となるには、取引所やマイナー等の賛同が多く必要になると思いますが、ビットコインの高騰が続けば、単位変更の議論は時間の問題かもしれません。
単位が変わり買い易いなれば、欲しいという人が多く現れビットコインの価格は高騰すると考えます。
ビットコインの単位変更は、ドットコムバブル当時のYahoo株分割に似ているね
ドットコムバブル時のYahoo!株分割問題は、価格高騰したYahoo株を欲しいという多くの投資家が手に入れられるように
１株を２分割を１０数回
１株を１００分割を２回
↑すみません記憶の限りなのでちょっと違うかもしれません。
もしも、ビットコインの単位変更が再議論されれば、おそらく不可避になるかも知れません。結果、草創期からビットコインを保有していた人が恩恵を受けるという状況になります。
Yahoo株を持っていた人が大きな恩恵を受けた時のようにです。
単位が分かりやすくなり決済用途が加速
１BTCの価格が100万円を越えると、小数点以下の単位で決済をしなければなりません。
これが非常に分かりにくくて仕方が無いと思いますよ。
例えば
1BTCが200万円・ジュース100円と仮定
缶ジュース1本買うのに0.00005BTCより
缶ジュース1本50Bitsだと分かりやすいですね
ビットコインは決済用途には向かないとか、投機目的のものだからいずれ破綻するという人もいますが、マイニングにより資金を投入され、分散した台帳により管理されるという極めて民主的という理由からビットコインの価値は担保され、賛同した者たちにより価値が存在し続けています。
決済用途に向かないという主張も、決済スピードを上げる努力や研究が続けられ、いつブレークスルーするか分かりません。
そして単位を変更して分かりやすくすることにより、今後より決済用途に使われるのは増えていくのは間違いのないことでしょう。
その時のビットコインの価格はいったいどのようになっているのでしょうか？
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