MyEtherWalletがハッキングされたと騒然となっています。
正確に言うとMyEtherWalletがハッキングされたと訳ではないのですが、オンラインウォレットの危険性はっきりとしました。
どうしてこの問題が起きたのか?どうしたらいいのか解説します。
目次
DNSという住所録の不正書き換え
インターネットはIPアドレスという番号(123.456.789.123←こんな番号)で管理しています。
これだと人が分かりにくいので、ドメインネーム(yahoo.co.jp←こんなやつ)が発明され、IPアドレスとドメインネームを変換する住所録(ドメインネームサーバー略してDNS)が作られたのです。
ブラウザーにyahoo.co.jpを入力すると、DNSの住所録を参照してIPアドレスに変換、目的のページへ移動するというプロセスを取ります。
今回、このDNSの住所録が書き換えられ、MyEtherWalletのドメインをIPアドレスに変換すると、フィッシングサイトへ移動するようになっていました。
フィッシングサイトを使ってログインすると、MyEtherWalletの秘密鍵を盗まれて、仮想通貨が盗まれるということになります。
MyEtherWalletを使っている人はどうすれば?
心配ですが、慌ててログインしてはいけません。
秘密鍵が盗まれる可能性が高いです。
MyEtherWalletの公式発表を待ちましょう。
もし、どうしても残高を確認したければ
にアクセスして、自身のウォレットアドレスを入力検索してみて下さい。
残高が分かります。
残念ですが、自身のウォレットアドレスが分からないと、確認方法は無いのでMYEtherWallet公式発表を待ちましょう。
なお、今回の問題は、HB Walletは関係ありません。
2018年4月25日(水)午後9時33分更新
MyEtherWallet安全宣言
一応、安全宣言を出して、オフライン版の利用方法等を勧めていますが、全て英語
日本は関係ないから日本語で解説しないのでしょうか?
ちなみに、MyEtherWallet公式に技術的な解説がリンクされ
今回の対象都市は、シカゴ、シドニー、メルボルン、パース、ブリスベン、セブ、バンコク、オークランド、マスカット、ジブチ、マニラと記載
日本は対象外ぽいが、早く安全宣言をしてほしい#NANJ #NANJCOIN $NANJ #MyEtherWallet #ハッキング https://t.co/i6HQ22zGh5— mr-gigio (@mrgigio3) April 25, 2018
日本は関係ので説明なしはどうかな~
で、やはり、オンラインウォレットは危険なので
HB Walletへ登録、資金を移動しよう
スマートフォン内に秘密鍵を保管するので、オンラインウォレットよりは安全です。
水没や紛失対策しておかないとセルフGOXする可能性はありますが。
詳細は、私の過去記事を参考にしてください。
私自身、HB Walletを入れていたスマホを水没させてしまいましたが、パスコードを書き留めて保管していたので、無事に復元できました。
危うく、数百万NANJをセルフGOXするところでしたが、大丈夫でしたよ。
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