「私立小学校を受験する」と決めて走り出してから先ず親御さんが悩まれるのは、お受験教室だと思います。
我が家も、大手の教室から個人経営のところまで体験授業を受け、どこがいいのかと夫婦で話し合いました。
その時の面談で体験したこと感じたことについて書きますので、これからお受験教室を探される親御さんの参考にしていだだけると幸いです。
目次
お受験教室の体験授業後の面談って?
体験授業終了後に教室の先生と面談
教室の体験授業が終わってから先生や担当者を交えて面談?が始まります。
教室によっては面談というより『商談』ですねハイ。
ここからは、某大手の教室で体験したことで、教室の名前は伏せてお話したいとお思います。
【面談の内容を回顧】
先生:お子さんは早生まれの割に良くできる子供ですね。お友達と直ぐになじんでいましたし、すぐにでも授業に参加できると思いますよ。
早生まれは出来なくて当たり前なので、焦らないで下さいね。
先生:お受験する学校は決めていますか?
親:いえまだ悩んでいます
先生:えっ?まだ決めてないんですか?
親:受験をすることは子供に言ってはいるんですが・・・
先生:子供にはお受験するって言うことは伝えない方がいいでしょう。お受験して落ちた時に子供でも傷つきますからね。
親:えっ?
先生:みんなでゲームをして遊んで、お受験する小学校でも遊ぶということにしましょうね。あと、お子さんを預かったら一時間自由ですから、親御さんはリフレッシュしてきて下さい。
親:はあ?
先生:あっすいません、私は別の教室へ異動となり今日で終わりなので後任の先生には話しておきますね。
親:・・・
このような面談内容でしたが、初めてのお受験教室の体験と面談であったことから耐性が全くなく、思考停止状態となったので、入会は保留としていったん帰宅して、夫婦で話し合いました。
体験授業を受けたのは年中の1月半ばでしたから、スタートラインとしては遅いんです
面談時に先生から、志望校を決めていないことをちょっと小ばかに指摘されたのが引っかかっていて、さらに、体験を受けるというのにその日で終わりの先生を当てるのってどうなの?お受験することを覚悟せず難しい私立小学校に合格することってできるのか?
そして決定的だったのが、3日後にその先生から電話がかかってきたときに
と異動予定の先生から勧誘の電話があり、軽い口調で言われたらカチンときました。「大事な子どものことなんだから大いに悩むでしょ!」と、正直、この教室は無いなと考え止めました。
一発で決めたお教室
大手や中堅どころ、個人経営といろいろ体験授業を受け、我が家が決めたお教室は個人経営の中規模校でした。
ここは、非常に教育が厳しい→難関校のへの合格率が高いということで有名でしたが、子供が私立小学校に合格するということを第一に考えていました。
電話して予約したところ「いま一番難しいところを教えているの、これは是非ともマスターして欲しいの。他にも見ているんでしょ?決めなくていいから一度来てみて」とハキハキ話していました。
そして、実際に体験授業を受けた後に、面談してこの教室に決めたのでした。
面談時に、不安なことや、志望校が決まっていないこと、そもそも受験してもいいのかなどの全ての疑問や不安を受け受け止めてくれ答えてくれ全てがスッキリしました。
体験教室や面談で教室を見極めたポイント
- 先生が子供をちゃんと把握しているのか
⇒子供がどんなことに興味持っていたのか?
⇒できたこと、できなかったことはなにか? - この教室での合格実績(大手だと都内県内でトータルした合格者を張り出していたりするので注意)
- 受験が終わるまでひとりの先生が変わらず面倒を見てくれるのか?
- 早生まれ子供にはどのように指導しているのか?
⇒早生まれも関係なく皆同じに授業を受けなければ合格できない - 親は授業を見ることができるのか?
⇒子供がどんなことをやっているのか知らねば家庭学習は出来ません - 自宅学習はどのようにしたらいいのか?
⇒自宅での学習について適切なアドバイスやポイントを教えてくれるのか - 先生と子供の相性
- 子ども達の雰囲気
- 親同士の関わり
お受験教室との向き合い方
個々教室の考え方や経営方針に口を出すつもりはありません。ですが、高いお金を払い真剣に小学校受験を目指すのですから、自身や家族の考え方と合致する教室を選ぶべきと思います。
お受験教室は慈善事業でやっている訳ではありませんし、収益を上げなければなりませんから、お金儲けが全面的に見える残念なところもあったりします。
高いお金を支払ってお受験教室に通うのですから、絶対に妥協することなく、夫婦で話し合って決めて下さいね。