ちょっとした工夫により「ひだりみぎ」(左右)は克服することができます
突然ですが、私が子供のころ、右左を理解することが難しかった記憶があります。
先天的に右左の認知が弱い人が最近の研究結果で分かってきています。
大人になった今は右左をちゃんと理解していますが、いきなり右に曲がれと言われた時に考えてしまうことがあります。
また、整体でうつぶせで寝ていたのを、右を上に横になってと言われ分けわからなくなることも。
完全理解したのは小学校4年生のころ、ガンダムのプラモデルの左手を左手に握りしめて「これが左手」と繰り返し繰り返し唱え覚えました。
だから、子供がみぎひだりを混乱するのを見て、なんだか自分の子供のころを見ているようでかわいそうになってしまいます。
なので、みぎひだりなんて簡単だろうと思わないで、根気よく付き合っていくしかないんです。
目次
ひだりみぎを理解させるコツ
トイレの工夫
トイレに座った時に、ひだりとみぎの壁に、平仮名で右なのか左なのかを貼っておきましょう。
トイレに入るたびに、左右の確認ができます。
靴を履くときの最初の足を左(右)と決めておく
靴を履くときにどちらの足から履きますか?
私は左足から
娘も左足から
妻は右足から
癖をよく見て、左足から履くようなら
靴を左足から履こうね
靴を履いている足は右?左?
と繰り返し話しかけることで、記憶に植え付けます。
ひだりがどちらかの意識が完璧になれば、ひだりの反対がみぎなので混乱しません。左右どちからを植え付ければいいんです。
左手に印をつける
女の子ならマニュキアを塗る
写真は左手前部にマニュキアを塗っていますが、小指の爪にだけ目立たない色のマニキュアを塗ってあげます。
マニュキアの塗っている爪があるほうが左手と理解できます。
男の子なら小さいシールを小指の爪に
ポケモンや仮面ライダーなどの小さなシールを小指の爪に貼っておくことで、シールの貼ってある爪がある手が左手と理解できます。
シールも、マニュキアも模試や本番、幼稚園や保育園に行くときは外して下さいね。
常に、ひだりみぎを意識できる工夫をすることで、子供は自然に理解していきます。
他にもいろんな方法があると思います。
ご家庭の方法を見つけてください。
これは言っちゃダメNGワード
なんで、ひだりみぎが理解できないの
当然のことながら、子供の自尊心を傷つけてしまいます。暖かい目で見てあげて下さい。
箸を持つ手がみぎ、お茶碗を持つ手がひだり
子供にとって非常にわかりにくく混乱する要因になります。
箸もお茶碗も持っていない状態で言われても混乱するだけ、さらに左利きの子供は逆ですから余計に混乱します。
左利きの子には注意
私は左利きです
小学校に入ってから、鉛筆だけは右に直しました。
その結果、箸はひだり鉛筆はみぎというアンバランスな状態になってしまいました。
家では、箸を持つ手がひだりと教えてもらい、学校では、箸を持つ手がみぎと教えられ
どっちが正しいのか小学校4年生くらいまで混乱していました。
なので、~を持つ手がひだり(みぎ)という教え方は絶対にしないで下さい。
ぜひともご家庭で工夫して克服してください。
小学校4年生まで混乱するのは可哀想ですから。