台風などの災害で停電になった場合の備え
近年、温暖化により異常に発達した台風が日本に上陸して未曾有の大災害をもたらす事例が後を絶ちません。
千葉県では長期の停電を引き起こし、改めて災害への備えが必要であることを考えさせられました。
災害により電気が喪失すると生活は一変します。明かりもなければ調理もできません。
スマートフォンのバッテリーが切れたら通信手段がなくなるばかりでなく、情報収集も出来なくなります。
なので、非常用電源の確保、明かりの確保をおススメします。
目次
おススメの非常用電源
非常用電源には12V出力の他、USB出力、そして100Vの家庭用出力それぞれがあると便利です。
さらに出力容量に150Whなどとかかれている部分が大きければ長時間の出力が可能な反面、価格も高くなってしまいます。
この辺は性能と価格のコストパフォーマンスが優れているモノを買えば間違いないと思います。
こちらは、150Whの出力があり20W程度の電気機器なら6~7時間くらい使えるとハズです。
こちらは、222Whの出力があり20W程度の電気機器なら10時間くらい使えるとハズです。
ちょっと高いですがこちらが容量が大きいのでオススメです。
バッテリー容量は高い方が当然に使える時間が増えるますが高くなるのでお財布との相談となります。
非常時に役立つランタン
1000ルーメンにより、非常に明るいランタンでモバイルバッテリーにもなる優れもの。最大6~8時間の使用が可能。
フルパワー状態で255時間の連続点灯可能です。モバイルバッテリーとしてスマートフォンに約2回充電可能です。
ランタンは夜の明かりの確保になりますし、スマートフォンの充電もできますので、是非とも手に入れておきたいアイテムです。
スマートフォンと同じように、バッテリー容量が大きければ長時間ライトをつけることができますので、容量が大きいライトを選ぶといいでしょう。
カセットコンロも必要
非常用電源があるからといって、電気ポットを接続してお湯を沸かすことは出来ません。正確に言うと、容量やインバーターが大きければ電気ポットて湯を沸かせます。ですが、普及価格帯では電源の容量が足りないので湯を沸かすことはできません。
ここはカセットコンロに任せたいところで、だいたいどこの家庭にカセットコンロはあるので、カセットガスを多めに用意しておきましょう。
火があれば調理やお湯の確保ができますし、赤ちゃんのミルクの準備ができます。なので、カセットコンロとカセットガスの確保をお願いします。
通販での購入が間に合わなかった
週末には台風がくるよ、今注文しても間に合わないよ~
ホームセンターやカー用品店等へ行ってみよう
ホームセンターのDIYコーナーやキャンプ用品コーナーに非常用電源やランタンが売っています。
ランタンはルーメン数の高いものが明るいのでよく見て購入しましょう。
カー用品店にも非常用電源が売っています。
行楽コーナーやバッテリーコーナーに売っている場合がありますので店員に聞いてみてください。
最終裏技(危険)
車用の12V鉛蓄電池とターミナル、AC充電器とインバーターを購入して非常用電源をDIY自ら作成するという手もあります。
自動車用鉛蓄電池とはこういう物です。比較的安価でどこでも手に入るので使い勝手がよい。
一方、12Vとはいえショートしたときにやけどや火災の危険もあるので注意が必要です。
ターミナルとはバッテリーとインバーター(12Vを100Vへ変換する装置)をつなげるもの。
家庭用コンセントから12Vバッテリーを充電する装置です。
インバーターとは12Vのバッテリーを家庭用100Vに変換してくれる装置です。
容量の大きなものほど高く高性能ですが、そんなに高いものは入りません。150Wから500Wもあれば十分です。
これら自動車用バッテリーらはホームセンターなどで容易に手に入ります。
しかしながら、鉛蓄電池をショートさせると危険なので、電気の知識が無いとケガや火事の恐れがあります。自動車用鉛蓄電池は非常用電源が使用用途ではないので、過放電によりバッテリーを壊してしまうおそれもあります。
これらをふまえつつ、パパが電気に強いご家庭なら安価手軽に作成することができるので検討してみたらいかがでしょうか。
終わりに
巨大台風や地震など災害の多い日本に住んでいる我々は、いざ電気が通じなくなるとなすすべがありません。
電源の確保もこれからの災害対策として重要な課題になります。
是非とも健闘して備えていただきたいと思います。