寄付をしなければ合格しないは都市伝説です
私立小学校って寄付をしないと受からないのか?
寄付は一口×0万円~って庶民な我が家には大金だしどうしよう。
入試対策でたくさんお金を使っていて余裕ないよと、我が家は本気で悩みました。
しかし、当時現役の私立小学校の先生からお話しを聞く機会があり、その悩みも一気に解決しましたので、紹介します。
目次
私立小学校の寄付はどうするか
そもそも寄付とは何?
毎月の学費や国からの補助もあるでしょ?なんで寄付なんて必要なの?
確かに、私立小学校は高い学費を納めなければなりません。
学校の運営費などの一部は公的資金が投入されています。
ですが、私立小学校はそれでは足りないのです。
私立小学校に求めているものは何ですか?充実した設備、高度な教育、高い指導力を持つ先生、どれもお金がかかるもの。
これらを維持するためには、寄付が必要なのです。
全ては、自身の子供たちに返ってくるものが寄付なんです。
寄付をしないと合格しないの
【某私立小学校教諭談】
寄付の有無で合否は決まりません!キッパリ
私立小学校としては寄付は喉から手が出るほど欲しいもの。それは苦しい小学校運営で必要なものなんです。
充実した学校設備も、備品の購入も寄付があってこそものなので、入学した子供のためにも少しでいいから寄付をお願いしたい。
だからと言って、寄付の有無で合否は決めません。そこは切り分けています。
ペーパーの点数、行動観察、面接を総合してその学校に合うお子さんを合格にしています。
また、行政指導で寄付金の有無で合否を決定してはならないと決めています。
なのでうちの小学校は面接で寄付の有無については聞きませんが、もし別の小学校の面接で寄付について聞かれたら「子供のために最善を尽くします」と答えて下さい。払うともとらえられる表現でよいと思います。
我が校の合否は、コネや寄付によらず、ご家庭とのご縁を大切にしてるんです。
だって、コネや寄付金で入学を決めたら困るのはそのお子さんでしょ!
学力が追い付かなったり、友達とやっていけなかったりしますからね!
でもね、どこの小学校でも入学後に寄付の話は出ると思います。その時は一口でもいいので、寄付をして欲しいですね。
その寄付は必ず子供たちに返ってきますから。
子ども達のため以外には寄付は使いませんから、本当に子供たちのためなんですよ。
某私立小学校の先生と話をする機会があり、生の声として聞かせてもらったのが昨年の試験前でした。
過去には早稲田小学校、最近では青山学院初等部が寄付金疑惑で紛糾しました。
その度に入試時における寄付金に関してはタブーになっています。
入試時における寄付金の有無はすでに過去のもので、お受験対策でお金を使いすぎて寄付金まで回らないというご家庭も安心していいのではないでしょうか。
じゃあikumen_papaは寄付をしたの?
我が家は入学後に、納金をしました。
先生の言うとおり、子供に返ってくるお金だからです。
面接では寄付金に関して一切聞かれませんでしたので、確かに寄付金の有無で合否は決まらないのは間違いないと思います(娘が受験した学校に限る)
寄付金の話が出たのも入学手続き後でしたしね。
当然に払うも払わぬもご家庭の都合でよいと思います。