ママパパによる絵本の読み聞かせからステップアップして、自らで本を読むというステージに進むこととなるタイミングの多くが小学校への進学ではないでしょうか?
絵本を自ら読むことは保育園、幼稚園で経験をしていると思いますが、絵本を卒業して児童書を読むという、文学に触れ合うということは、やはり小学校へ上がってからのことと思います。
我が子は早生まれの女の子
その早生まれ女の子が、小学校入学から児童書を読み始め、小学校2年生に上がる直前の2月に「ハリーポッターと賢者の石」を読めるまでになりました。
さてさて、どうやって本を読まし、どんな本を選びそしてステップアップしていったのか記事にしました。
参考にしてください。
目次
まず読書習慣をつけるために行ったこと
読書の時間をつくる
幼児期は絵本の読み聞かせで本と触れ合っていました。
0歳から6歳まで毎日絵本を3冊以上読み聞かせて、本って楽しいんだという環境をどんどん整えていき、書籍購入代金は出来るだけケチらずに、家計を節約して絵本に投入。
親も一緒に読書を
絵本をひとりで読んでいる時は
「ママとパパも一緒に本を読もうっと」と言いながら一緒に読書をしていました。
ママもパパも本を読まない家庭では絶対に読書習慣は身につかないと思います。
ママもパパも好きな本を一冊用意しておき、子供が絵本を自ら読み始めたタイミングで、親も静かに読書を始めるようにすることで、読書はみんながするものだという意識付けをしていました。
初めは興味を持った本を
小学校に入り、児童書を選ぶ際にやって欲しいことが、子供と一緒に実際に書店へ行き子供に児童書を選ばせて欲しいのです。
自らが目を通して興味を持った本を購入してもらったことで、その本に愛着を持つことが出来ます。
さらに、その本を読破した成功体験が、次の読書に繋がって行きます。
親が読んで欲しいと思って買ってきて本をファーストBOOKにすることのないように注意して下さい。
ファーストBOOKは一生の宝になります。
夢中に読んでいるときは遮らない
子どもの集中力はスゴイです。
本を読んでいる時は、話しかけても振り向きもしません。
我が家は出来るだけ遮らないようにしていました。
当然に、ご飯やお風呂、宿題や明日の準備については声をかけてやらすようにしていましたが、それ以外の時間で夢中で読んでいる時は親の都合で読書を遮らないようにしていました。
読書習慣を継続させるために
書籍代を惜しまない
前にも少し触れましたが、我が家では書籍代を惜しみませんでした。
と言っても、庶民な我が家に余裕はありませんので、活用したのは古本屋です。
児童書の100円から200円のものをたくさん買っておいて、本棚に自然に入れておきました。
新品を買ったら1冊のところ3~6冊買える計算になり、コストパフォーマンスが高いと思います。
また、読んだ本は売りに・・・と言いたいところですが、将来、「こんなに読んだんだ」という自信に繋げるために、読み終わった本はそのまま本棚に溜めています。
なので、日々児童書が増殖している我が家です。
時には図書館を活用
といえども、やはり書籍代は痛い・・・
なので、図書館を活用しています。
子どもとママパパの3人で30冊借りられるので、休みの度に図書館へ行き、大量に児童書を借りてくるという一週間
親は次第に、どれを借りたか否かが分からなくなってくるのに、子供は全部把握しているんですね。
子どもの記録力が欲しい。
読書は楽しく
読書は楽しいもの、読書のことでは絶対に叱りませんでした。
本に夢中になりすぎて、ご飯の時間を守らなかった場合、ご飯の時間を守らなかったことだけを注意し、読書習慣はいつも褒めていました。
ご飯の時間を守らなかったのを注意した後の食事では、今読んでいる本の話や、今までで面白かった本の話題、ママパパが読んでいる本の話を楽しく語らい、読書することで楽しい会話ができることを実感するようにしていました。
ステップアップするために行ったこと
簡単な小学校1年生用から挑戦する
一番最初に選んだ児童書は、文字がとても大きな小学校1年生用の中でもとても簡単な物でした。
この本は簡単すぎる、子供には物足りないハズと決めつけず、簡単な児童書でもいいから沢山の本と触れ合い、読破経験を積み重ね成功体験を得ることで読書は楽しいんだと感じるハズです。
始めは背伸びせずに簡単な児童書から始めましょう。
難しい本を挑戦させる
相反する項目ですが、読破経験を積み重ね成功体験を得ると、子供は少し難しい本を読んでみたくなります。
選んだ本が、子供の実力では無理と思っても先ずは読ませてみて下さい。
もし、途中で挫折しても大丈夫、その本は無駄になりません。
読書経験を積んでいくと次第に読めるようになるからで、ハナから「まだ読めないからやめた方がいいよ」なんて言わず挑戦させて下さい。
無理をさせない
子どもが難しい本を選び、途中で挫折しても「だから読めないと言ったでしょ」なんて言わないで。
「へ~こんな難しい本ここまで読めたんだスゴイじゃん。」とほめてあげて下さい。
そして本棚に入れて「もう少ししたら全部読めるようになるから、読めそうならまた読み始めて」と声掛けをしておいて下さい。
子供自身が読書のスキルを知っています。
子どもの自主性に任せておきましょう。
ステップダウンを恐れない
なぜか、図書館で借りてくる児童書は、自宅に買いそろえているものよりとても簡単な物を選んでいます。
簡単な児童書だとあっという間に読んでしまいます。
「こんな簡単な本を選ばないで」なんて言わず、温かい目で見て下さい。
軽く気軽に読みたいときも子供にはあります。
ステップ別おススメの児童書
簡単な児童書に慣れてくると、子供は沢山の本を読みたくなってきます。
そんな子供におススメなのは
青い鳥文庫
- 小学初級
- 小学中級
- 小学上級
とステップ別に表示してますし、漢字の全部にルビをふる『総ルビ』なので、慣れれば小学校低学年でも高学年向けの児童書が読めちゃいます。
青い鳥文庫を解説した記事も参考になると思います。
小学校1年生で『小学上級』がらくらく読めるようになれば、ハリーポッターも無理なく読むことが可能になります。
ハリーポッターを読むのが最終目標ではありませんが、入学から約11ヶ月で読書により確実に国語力が上がります。
国語力つまり読解力が上がれば当然に算数も社会も理科も英語の成績が上がります。
我が家の本棚事情
狭い我が家にある小さな本棚は娘の本でパンパン
文庫本は2列に収めていますがこれ以上入らない状態になっています。
壁面収納の本棚がほしいのですが、我が家にそんなスペースも無く飽和状態(;´д`)トホホ…
ハリーポッターはキンドルで
本を沢山読んでもらいたい我が家には電子書籍もあります。
Kindleのキッズモデルは様々な書籍が読み放題で、ハリーポッターもKindleで読みました。
ハリーポッター全巻がKindleキッズモデルで読めるのだからいい世の中になりました。
Kindleキッズモデルの詳細は私の過去記事で
まとめ
長々買いた記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
つまるところ、子供に本を読んでもらいたいと考えているママパパは、子供と一緒に読書して下さい。
親子で読書習慣を始め、お子さんの国語力を上げてみませんか?