知人に、海外で買ったビットコインを日本に持って来て、それを国内の取引所で売ったら、そのお金はどこから出るの?
海外から為替を使って補填されるの?
って聞かれ即答が出来なかった。
後で冷静に考えたら、別に為替相場なんぞ使わなくてもいいと直ぐに考えがまとまったのに、その時に説明できないのはイタいな~
で、そんなの知ってるよ!
という人もいると思いますが、基本中の基本として、仮想通貨販売所、取引所の違いと現金の流れについて説明します。
目次
仮想通貨の売買
皆さんは仮想通貨を売買する時、販売所を使いますか?取引所を使いますか?
販売所はスーパーマーケット形式
スーパーマーケットみたいに、販売所自身が仮想通貨を仕入れて、それを客に販売する業者。
仕入れ元は、他の業者やお客さん。
ちょっと違うけど簡単に言うと
仕入れ価格+上乗せ分=販売価格
で儲けを出している。
取引所はフリーマーケット形式
フリーマーケットのように仮想通貨を買いたい人売りたい人が集まって直接売買している。
通称、板と呼ばれるシステムを使い
その利用料を徴収して
儲けを出している。
現金の流れ
販売所を使った場合
売りたい人買いたい人の間に販売所が入り、現金の授受が起き、販売所の資本で現金が動きます。
図では、ユーザーから仮想通貨の買い取りをしていますが、取引量に応じて別の業者から買い付けたりしています。
簡単に言うと
1万円で仕入れた仮想通貨を1万1000円で販売し、価格差で利益を出す。
取引所を使った場合
取引所、売りたい人買いたい人が直接現金の授受を行います。
取引所は、ユーザーが販売した価格の数パーセントの手数料を徴収して利益を上げています。
一般的に、取引所より販売所の方が手数料が高いと言われています。
つまり、前述の海外で買った仮想通貨を売買する場合であっても取引所または販売所の中で現金が動くので
海外から為替を使って補填されるの?
といった質問のように、為替を使って現金の整合性を合わせる必要はないのです。
※海外の業者から仮想通貨を調達した場合は為替により代金の支払いをしている可能性はあります。
が、せっかくの仮想通貨ですから、別の仮想通貨で支払っているハズ。
イメージ的には、海外で金やダイヤモンドを買ってきて日本で売るといったところでしょうか?
仮想通貨は金(ゴールド)と言われるゆえんも、
そのもの自体に価値があるから
なんです。
まとめ
- 販売所→スーパーマーケット
- 取引所→フリーマーケット
- どちらも欲しい人売りたい人の現金が動くことで取引シている
- 海外から買った仮想通貨であっても、上記のとおりであるから、為替相場とか関係なし
- 感覚的には、金やダイヤモンドの売買をしているイメージで、仮想通貨そのものに価値がある。
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