イーサリアムのトランザクションが混雑して、送金速度が遅くなり手数料も高騰しています。
そんな状況を解決する方法については、様々議論されていますが、その一つにライデンネットワークというものがあります。
技術的な詳しい解説をすると混乱するのでざっくり解説します。
目次
送金が遅くなったり高くなる理由
送金するには、ブロックチェーンのネットワーク上にデータを流す必要があります。←①
そして、流れたデータを処理する必要があります。←②
どちらもキャパをオーバーすると、送金詰まりが発生するんです。
分かりにくいですね。
まず、①
ブロックチェーン上のデータ転送するキャパは高速道路と思って下さい。
荷物が多くなりトラックが増えると渋滞しますね。
渋滞すれば荷物の到着は遅くなります。
次に②
荷物の取扱所と思って下さい。
最近話題になった、クロネコヤマトがアマゾンの荷物取り扱いが限界を迎えているというニュース。
クロネコヤマトが取り扱うアマゾンの荷物が営業所キャパを超えつつあり、結果
送料の値上げ
が行われました。
この二つの原因を解決する決め手が
ライデンネットワーク
知らない人に聞かれたら、イーサリアムのネットワークとは違うレイヤーで動く送金システムです。
と説明しましょう。
でその仕組みです。
また、現実世界での例えで説明します。インターネット上でこんな感じのことが行われているとざっくり理解しているだけでいいと思います。
イーサリアムでの通常の送金は、トラックのルートです。
①のうさぎさんから②のねずみさんに花を届けるには、トラックで運びます。
トラックの配送業者の伝票に《①から②》へと書いて発送をお願いします。
しかし、今日はスゴく荷物が多くて、配送所も道路も混んでいて送料も高く時間がかかるそうです。
なので、ライデンネットワークを利用することにしました。
ライデンネットワークは飛行機で運んでくれますし、空なので渋滞もありません。
飛行機の配送業者の伝票に《①から②》へと書いて発送をお願いしました。
ライデンネットワークという通常と違うルートの飛行機を使いましたが、伝票はちゃんと書いたので
無事にねずみさんに花が届きました。
うさぎさんから、見ると通常とは違うルートで発送しましたが、ねずみさんから見れば、うさぎさんから、花が届いたという事実は変わりません。
混んでいない違うルートを通ったので早く着いたのです。
しかしながら、ライデンネットワークは未だに実用化されてません。
NANJ_SDKに実装予定!?
実はまだ実験段階で実用化されていません。
ほぼほぼ完成ているらしいのですが、イーサリアムにライデンネットワークを利用するための仕組みも搭載されていません。
なので、完成するまで、別の方法で小口決済を実装しておいて、実用化されたら即対応という対応をとるしかありません。
実は、NANJCOINの開発者は、開発初期の頃に次の発言をしています。
初期のDiscord
2018年1月24日(水)にはすでにライデンネットワークについては、言及しているところを見ると、もし実用化されれば十分なテストをした後に、アップデートという形でNANJ_SDKに搭載されることが予想されます。
※当初ライジングネットワークと記載していましたが、ライデンネットワークの間違いです。修正するとともにお詫び申し上げます。
- ライデンネットワークはイーサリアムの決済高速化と低価格を実現するためのシステム
- いまだに実用化されてなく、イーサリアムににも利用するための仕組みは実装されていない
- ライデンネットワークが実用化されるとNANJCOINのシステムですぐに使えるようになるかも知れない
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