知ってのとおりNANJCOINはイーサリアムを使って発行したトークンです。
超ざっくり言うと、トークンとは仮想通貨のブロックチェーン技術を貸し出して、新たな仮想通貨として利用してもらおうというサービスです。
NANJCOINはイーサリアムを使ったトークン、他にNEMを使ったもの等様々なトークンが存在します。
トークンってかっこいい、どうやったら発行することが出来るんだろう?NANJ株式会社ってスゴイよな~
と考えていたら、試しにトークンを発行したくなったので、実際に独自トークンを発行してみました。
目次
プラットフォームの選択
当初、NANJのソースコードを流用してイーサリアムでトークンを発行しようと考えていました。その数、1京・・・
ってNANJのパクリやんけ(怒)
冗談ですってw えっと、NANJのパクリを作りたいわけでも過去に起きた新規トークン発行NANJホルダー取り込み事件のようなことをするつもりもありません。
あくまで、仮想通貨の知識を広げるため、ブログネタ!にするため、独自トークンの発行をしたいと考えているのであります。
よって、NANJのパクリトークンを発行しても仕方ないし、パクリトークンを発行して余計な疑念を生じさせても仕方ないので、トークンの発行にイーサリアムというプラットフォームの使用はしないことにしました。
じゃあ、何を使うの?
はい、NEMにします。
NEMを使ってトークンを発行
イーサリアムトークンは、自由度が高く、プログラムで様々な機能を搭載することが出来ます。それは非常に便利なので、トークンと言えばイーサリアムというくらい様々なトークンが発行されています。
一方NEMは、自由度はそれほど高くないものの、非常に簡単に独自トークンを発行することが出来るので、とても魅力的でもあります。
NEMでトークンを発行するのに必要なものは
- NanoWallet
- 約120Xen
以上です。
わ~お必要なものが少ない本当に簡単そうですね。
NanoWalletのダウンロード
先ずは、ともあれ、NEMのウォレットであるNanoWalletをダウンロードしなければなりません。
NanoWalletは非常に高機能なウォレットで、トークンの発行の他に、アポステーユ(真贋記録)等、独自の機能を備えています。
ダウンロードは公式HPのダウンロードページhttps://nem.io/downloads/からお願いします。
ご自身が使っているOSのバージョンをダウンロードして解凍してください。
NanoWalletの起動・ユーザー登録
Windows版だと、真ん中ら辺にある「NanoWallet.exe」をダブルクリックすることでNanoWalletが起動します。
ここで選択するのは、シンプルウォレットです。初めての起動で初めてのウォレット作成ではシンプルウォレットになります。
- ウォレット名(ユーザー名)
- パスワード
の入力を求められ、最後にマウスをランダムに動かすとウォレットの完成です。
次の画面で
ウォレットとプライベートキーのバックアップを求められるので、必ずダウンロードしましょう。パソコンが壊れアクセスできなくなった場合にバックアップが必要です。
バックアップが無いと永久に起動できないセルフGOXになるので注意しましょう。
これで、NanoWalletのインストールが完了です。
NEMを使ったトークンの作成
必要NEMの送金
先ほど、NEMを使ってトークンを発行するのには
約120XEM
が必要であると説明した通り、これがNanoWalletに存在しないとトークンを発行することが出来ません。
右上のアカウントをクリックすると、自身のアドレスが確認できますから、アドレスをコピーして、ZaifやNEMを扱う取引所から送金してください。
私の場合、約1分くらいで着金しました。非常に早いですね。
ネームスペースの作成
トークンを作成する前に、ネームスペースをレンタルしなければなりません。
ネームスペースとは、インターネット上でいうドメインネームみたいなものです。私のブログで言えば
mr-gigio.com
ここの部分をいいます。NEMのブロックチェーン上でアドレスをネームスペースを紐づけておくことで、管理を容易にしてトークンの発行が可能となるので、必須な作業です。
ちなみに、年間100XEMほどのレンタル料がかかり、自動更新は無いので11か月後に必ず更新しなければなりません。
ネームスペースは、そのままズバリ
mrgigio
して登録ボタンを押すことで完了します。
モザイクの発行
さて、本題のトークン発行です。NEMのモザイクという機能を使って発行します。
トークン発行=モザイクと覚えておきましょう。
- モザイク名:gigios
- 供給量:1億
- 供給量は固定
- 譲渡可能
- 徴収はしない
で作成しました。モザイク名の「gigios」ジジョスは、そのままMr-gigioの複数形で決定。ちなみに、gigioはイタリア語なのに英語の複数形にしたのはご愛敬。
供給量は1億くらいでいいかな?供給量の変更は発行時に選択が可能で、増やす必要も減らす必要も無いので固定にしました。
譲渡不可にすると、私とgigiosを送金した人の間でしかやり取りが出来なくなるので、譲渡可に
徴収とは、トークンのやり取りをするたびに私に一定のNEMが税金のように入ってくる機能です。金儲けするつもりないので徴収しない設定にしました。
これで、私独自のトークン
gigios(ジジョス)
の発行は完了しました。
やって見ると非常に簡単にNEMを使ったトークンの発行が可能です。
gigiosの使い道
で、Mr-gigioこのトークンは何に使うの?
はい、冒頭にお話しした通り、NANJのパチモンを発行するつもりも、お金儲けをするつもりも一切ありません。
- これは、あくまでもネタコイン
- 絶対に上場は無いので価値はゼロ
- 配布することで、本家に迷惑がかかるようなら絶対に配布は無い
- ファ〇通のガ〇スみたいな、購読者と編集がつながるためのツールとして考えている
こんな感じで、トークンの利用用途は未定です。
構想中の用途なら、譲渡不可能にすればよかったかな?その方が余計な疑念を抱かれなかったのかな?とも発行した後に考えてみたり・・・
あっ本当にネタコインなので、上場も無ければ価値もありません。ファ〇通のガ〇スみたいな購読者と編集がつながるためのツールとして考えている、いまはそんな状況です。
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